2011年05月31日

作品選奨授賞式

日本建築学会で、「シャノアール研修センター」の作品選奨の授賞式があり、益子義弘さんと出席しました。講評文は以下(PDF)
http://www.aij.or.jp/jpn/design/2011/pdf/sakuhinsensho10.pdf

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posted by アタカケンタロウ at 23:16| シャノアール研修センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月16日

日経インタヴュー

next-kという日経BPのサイトのインタヴューがあり、岩手県遠野市の馬付き住宅計画についてお話ししました。とりとめなく話をしてしまったので、どのような形で掲載されるかは分かりませんが、最近の取り組みの中心にある「イキイキとした新しい風景をつくる」ということをメインにお話しました。
馬付き住宅の敷地は、「フィールド」といった方がしっくりくるような広い場所です。その中でどこにどのような密度で家を配置するのか、水はどこから引くのか、排水はどうするのか、パドックや畑、牧草地をどうレイアウトするのか、どこの林を残してどこを伐るのか、B&Bの宿泊客はどのような活動をするのかなどなどを建築以前のもっと広い範囲の思考から計画はスタートします。建物の材料もどこの林の木をいつ伐って、乾燥にどのくらいかかるのか、なんてところから考えることを求められます。そしてそこでのさまざまな活動の総体が内圧となって、表面的ではない美しい風景をつくりだしている、という状態を目指しています。そのためには建築の内側にとどまらない、農業、林業、経済面を含めた生業や、生態系や地域環境計画、エネルギー、コミュニティの在り方など広範な知識が必要で、さまざまな方向に勉強の範囲を広げているところです。
4月に遠野にいった際に大槌町や釜石市などを見てまわりましたが、実際に現場に立ってさえそのスケールがイメージできないような被害の大きさで、瓦礫の量を含め無力感に呆然としてしまいました。その後、馬付き住宅を展開しているメンバーで、独自に東北の復興計画や遠野からの支援について考えているのですが、そこでも多岐に渡る事象について、広い視野をもった検討が要求されています。遠野の馬付き住宅にしても復興計画にしても、そのような様々な事象の連関の交点として建築を考え、新しいライフスタイルや風景の一端を担う本質的な提案ができるといいなと思っています。
インタヴューは7月中旬に掲載される予定です。
posted by アタカケンタロウ at 19:56| QMCH | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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