2011年02月19日

「大通り」と「こみち」のガラス

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16日のひかり幼稚園新園舎の様子。
ひかり幼稚園は2本の通り抜けの空間が各教室を横断することで、全体をひとつの大きな遊び場にするということが大きな特徴となっていますが、教室単位でも閉じて使えるように仕切りを考えてあります。
その仕切りの上部のガラスが設置されていました。思ったよりも気にならなくて一安心。
ガラスの下端の銀色のラインは、ステンレスの無目材です。今回の計画で検討に最も時間のかかったところのひとつです。下はシナのフラッシュ戸が入ります。普通にやると、上のガラスの呑みこみと、地震時のガラスの面外方向の抵抗要素と、下の戸のレールが合わさってかなりゴツクなってしまいます。
大通りの空間の抜けた感じを邪魔しないように、出来るだけ無目のせいを小さく抑える断面の検討をし、無目そのものがフラッシュ戸のレールになるという建具屋さんのアイディアや、ガラス受けのステンレスを構造に参加させる構造事務所のアイディア等が合わさり、細くかつ安全なディテールになりました。最初は、せいが70ミリ必要だったところ、現場が止まってしまうほど粘りに粘って38ミリまで小さくなりました。出来あがってみると自然ですが、この「気にならない」ところまで持っていくのがとっても大切です。納得いくまで徹底的に考えましょうと粘り強く付き合って頂いた工務店の方々に感謝しております。
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「こみち」のほうの通り抜け。
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posted by アタカケンタロウ at 16:25| 狭山ひかり幼稚園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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